自宅にプログラミング環境を構築しよう【Visual Studio】

こんにちは、組み込みエンジニア歴20年のtomozoです。

 

今回は、

自宅のパソコンにプログラミング環境を構築する方法

について解説したいと思います。

 

この記事は

組み込みエンジニア志望の方

向けの記事です。

 

学校でプログラミングの勉強をしているけど

自宅でもプログラミングをしたいなと思って

方法を探されているところではないでしょうか?

 

いつでもプログラミングできる環境があれば、

ちょっと勉強しようかなって思ったときに

できるので非常に効率がいいです。

自宅のほうが静かで集中できるメリットもあります。

実際組み込みエンジニアは静かな環境を好む人が多いです。

集中している時に話しかけられて手を止められるのは結構ストレスですからね。

 

この記事を読めば

  • パソコンにプログラミング環境を構築する方法
  • プログラムを実行する方法

が分かるようになります。

 

それでは解説をはじめます。

 

プログラミング環境構築のための準備

自宅でプログラミング環境を作るのに

用意するものは以下です。

  • パソコン
  • ネット環境
どんなパソコンを選べばいいの?

プログラミング初心者あん

組み込みエンジニアを志望される方が

パソコンを選ぶ時のポイントを表にしてその後簡単に説明しますね。

パソコン

メモリ 8GB以上
ストレージ SSD
CPU i5以上
OS windows
予算 10万円~

メモリ

メモリとストレージはストレスなく快適に動作するのに影響します。

メモリは最低8GBで予算が許せば16GBを選びたいです。

ストレージ

ストレージはSSDとHDがありますが、早いのはSSDです。

HDに比べると高くなりますが、将来SSDにしておけば良かったって

なる可能性が高く、置き換えは非常に手間がかかるので初めからSSDにしておきましょう

CPU

CPUはintel社のものであれば、i3/i5/i7/i9と奇数でならんでおり

数字が大きいほど高性能で価格も高くなります。

i5以上を選ぶようにしましょう。

OS

組み込みエンジニアであれば働き出すとwindowsパソコンをメインに

使用する可能性が高いです。

WEB系やアプリ系であれば、開発するものによってOSを選び分けたほうが

いいのですが、組み込みの場合開発環境やコンパイラがwindows対応

であったりするのでwindowsを選んでおいたほうがいいです。

予算

だいたい上記のスペックで選ぶと10万円からもう少しするかなという感じです。

新品を買うと予算が厳しいというのであれば中古でも構いませんが

できるだけ新しいものを選ぶことをお勧めします。

メーカーはどこを選んでも大きな差はないので好みで選びましょう。

その他

パソコンはデスクトップとノートがありますが、

自宅でしか使わないし場所を動かさないというのであれば

デスクトップを選んだほうが安くなる可能性が高いです。

少しでも場所を変えるとかコンパクトなほうがいいというのであれば

ノートパソコンがおすすめです。

予算が許す方はノートパソコンにキーボードをモニターをつないで

デュアルディスプレイ環境にしておくとさらに快適で効率的に

プログラミングすることができますよ。

 

次のようなパソコンです。

 

私は仕事でも自宅でもHPのパソコンを使っていますが、

特にトラブルなく快適に使えています。

ネット環境

プログラミングする上でネット環境は必須です。

 

ツールをダウンロードしたりプログラムを調べたりするのに

必要だからです。

プログラミング学習しようという方であれば、

スマホやタブレットを使っていると思うので

説明不要ですね。

 

スマホしかないっていう方であれば、

少し手間がかかり通信料が気になりますがテザリング

で接続するということもできますよ。

 

プログラミング学習を始めると、頻繁にネットで調べることが

多くなるのでストレスのないように安定した固定で容量制限のない

回線をお勧めします。

 

Visual Studio環境構築【インストール】

それではプログラミング環境を構築していきましょう。

やることは

  • Visual Studioをダウンロード
  • インストール

tomozo

すごく簡単ですね

 

Visual Studioはアプリケーション開発では一番といっていいほど

有名なマイクロソフト社の統合開発環境のソフトウェアです。

windows用はもちろん、iosやアンドロイドアプリの開発もでき

たいていのことはこれ一つあればできてしまいます。

 

今は個人用なら無料で利用することができるので、

プログラミング学習には非常におススメです。

 

無料で登録できるマイクロソフトのアカウントが

必要なので準備してくださいね。

 

手順

1.こちらのマイクロソフト社のホームページにアクセス

2.コミュニティ版の無料ダウンロードをクリック

3.exe拡張子の実行ファイルがダウンロードされるのでそれを実行

4.画面の指示に従ってインストールを最後まで続ける

5.再起動を促されますので再起動して終了

 

以上で終わりです。

tomozo

特に複雑な選択肢などないので迷わず最後まで進められると思います

 

プログラミングと実行方法【手順を解説】

C言語で「HELLO,WORLD!!」を表示してみましょう。

手順は以下の4stepです。

  1. アプリケーション起動
  2. プロジェクト作成
  3. プログラミング
  4. 実行

 

Step1.インストールしたアプリケーション「Visual Studio 2019」を起動

Step2.プロジェクトを作成する

「新しいプロジェクトの作成」を選びます。

「コンソールアプリ」を選択します

プロジェクト名と保存場所を設定し作成をクリックします。

するとこういうメイン関数にプログラムが用意されています。

コンソールアプリ作成時点で気づかれたかもしれませんが、

これだけでC++の「Hello World!」がコンソールに

表示されるプログラムができています。

実行すると以下のように表示されます。

 

Step3.C言語で「HELLO WORLD!!」をプログラミングしてみましょう。

Step4.F5キーを押して実行

表示されましたね。

 

tomozo

では、試しに1+2を表示してみてください

 

他にも本などを見ながら、色々プログラミングに挑戦してみてくださいね。

こちらの記事で組み込みエンジニアにおすすめの本を紹介していますので

興味のある方は見てもらえると嬉しいです。

組み込みエンジニアにおすすめ書籍と読書習慣のススメ【志望者必見】

 

まとめ

プログラミング環境構築のための準備

  • パソコン
  • ネット環境

Visual Studioをインストールして環境構築

ダウンロードしてインストールするだけ

プログラミングと実行方法【手順を解説】

  1. アプリケーション起動
  2. プロジェクト作成
  3. プログラミング
  4. コンパイルして実行

 

参考になったとか、もっとここが知りたいなど一言でも

コメント、意見などいただけると励みになります。

 

こちらの記事で組み込みエンジニアが学ぶことをまとめています。

もしよければご覧ください。

組み込みソフトウェアの実習例/自宅でできる電子工作他5選【まとめ】

 

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