組み込みエンジニアにおすすめ書籍と読書習慣のススメ【志望者必見】

こんにちは、組み込みエンジニアのtomozoです。

 

今回は、組み込みエンジニアの学習におすすめの書籍

について紹介したいと思います。

 

この記事は

組み込みエンジニア志望の方

組み込みエンジニアの若手の方

向けの記事です。

 

何か本を読もうかな?読まないといけないな

と思われてこのページたどりついていただいたのはないでしょうか。

 

読書は非常に有益でコストパフォーマンスの良い自己成長手段です。

また、

お金持ちや経営者 => 多くが読書家

という傾向があるそうです。

すなわち、

読書家である人 => お金持ちや経営者になれる可能性がある

ということにつながります。

 

優秀なエンジニアは本当にたくさんの書籍・良書を読んでいます

反対にエンジニアとして働き出してから、

全然スキルアップ・自己啓発につながる本を読まず

夜や休日は遊んで過ごすというエンジニアも大勢います。

そうすると両者の差は広がる一方で30歳くらいになった時には

かなりの差がついています。

 

差に気づいてから本を読んでいなかったエンジニアが巻き返そうとしても

若い頃から学習していたエンジニアは、スキルがあるので厚遇を受け

さらに勉強しながら難度の高い仕事を任せられるので

追いつくことは困難になります。

 

この記事を見ていただいた若いエンジニアの方には

本を読むという習慣をつけて欲しいと願います。

 

この記事を読めば

組み込みエンジニアが読むべき本

本を読むことのメリット・デメリット

読書するときに注意すること

が分かるようになります。

 

それでは解説を始めます。

 

組み込みエンジニアにおすすめのジャンルと書籍

組み込みエンジニアにおすすめの本のジャンルは以下です

  • プログラミング言語(C/C++)
  • プログラミング
  • プログラム開発

 

全部一緒じゃないの??どう違うの?

エンジニア志望あん

tomozo

下で本と一緒に説明しますね

 

本の買い方と読み方のおすすめ

大きい本屋で実際に手に取って読みやすそうに感じた本

入門書、中級向け、辞書のようなリファレンス系の本

を同時に3冊買って通読することです。

 

技術系の本は高価なので、

アマゾンの中古や楽天で貯まったポイントを利用して購入するがおすすめです。

 

各ジャンルのおすすめの本を紹介しておきますので参考にしてみてくださいね。

プログラミング言語(C/C++)の本

文字通りプログラミング言語の解説に特化したジャンルの本です。

 

もし学校などで買った本を一冊持っていたら入門書はそれで問題ありません。

基本的な文法は説明の仕方が違うだけなので

何冊も読んでもあまり意味がありません。

 

もし持っていないのであれば、この辺りがおすすめです。

新・明解C言語

やさしいC言語

C++の絵本

いずれもネットの評価も高く、

易しく書かれているので、好みで選んで下さい。

やさしいとか絵本ってタイトルだと安心するわね

エンジニア志望あん

C言語ポインタ完全制覇

ポインタは奥が深く、理解しようとすればするほど頭が混乱してきます。

tomozo

C言語はポインタがややこしいので早めに理解しておきましょう

ロベールのC++入門講座

C++はプログラミング言語の中でも難度の高い言語です。

この本はかなり分厚い本ですが、その分隅々まで解説されています。

tomozo

読み切ればかなり実力はつきますよ

プログラミングに関する本

言語の文法とは違いプログラミング技術に関する本です。

国語で例えて言えば作文の書き方・テクニックみたいな感じと思ってください。

プログラミング言語だけ知ってればいいのではないですか?

エンジニア志望あん

たしかにプログラミング言語を理解していれば、

組み込み機器のプログラムを「書く」ことはできますが

読みやすいプログラムやプログラミングの思考力は別の力です。

 

プログラムにこう書かないといけないという

一つだけの正解というのはないですが、

多くの人や読みやすいと感じるプログラムはあります。

 

小説でも一緒です。

売れている本・作家さんは文章力が高いので読みやすい

文章を書くことができます。

 

読みやすいプログラムは

  • 保守性が高い
  • 流用しやすい

といったメリットがあります。

 

リーダブルコード

tomozo

ベテランになってから読みんでも、読みやすい本で勉強になりました。よくないプログラム書いていたなぁって反省しました。

組み込みエンジニアの教科書

達人プログラマー

プログラミング言語の学習とともにこのような本を読んでみてください。

プログラム開発に関する本

「書く」ことではなく、組み込み開発における

プログラム開発に関するジャンルの本です。

組み込みプログラムはCPU(マイコン)の中で動きますが、

なぜ動くのかとかしくみが解説されたような内容です。

 

内容が異なる本を何冊か読んでおきましょう。

 

知らなくてもプログラミングすることはできるようになりますが、

原理・原則は知っておけば、より正しい設計ができるようになります

組み込みエンジニアとして、早めに理解しておきましょう。

 

マイコンのしくみと動かし方

プログラムはなぜ動くのか

 

読書習慣の3つのメリットとデメリット

読書のメリットとデメリットを紹介します。

3つのメリット

  • 体系的に勉強を進められる
  • お金のかからない学習手段
  • 自分のペースで学習できる

体系的に勉強を進められる

本はその分野の専門家が書いて、出版社のチェックが入っているので

書いてある内容に間違いは少ないです。

著者の意見や主張を書いた本であれば間違っている可能性もありますが、

技術系の本は誤りはほとんどないでしょう。

tomozo

たまに、誤記が気になる本はありますが

また、内容も体系立てて説明されているので順序良く勉強

理解を進めて行くことができます。

 

今はネットのサイトでも学習できますが、

個人のサイトなどでは特に間違ったことが説明されている場合や

説明が省略されている場合があるので注意が必要です。

お金のかからない学習手段

学習手段には本、セミナー、ネットがありますが、

それぞれ費用・効果を表にすると以下のようになります。

手段 費用 費用対効果
〇(数千円) ◎(ちょうどよい金額)
セミナー ×(数万円) ×(高額なので負担も大きくためらいが出る)
ネット ◎(無料~数千円) △(無料だとやる気が出にくい)

 

本の数千円という費用は気軽に出せる金額でありながら

身銭を切っているので勉強に身が入りますので

ちょうどいい金額です。

 

図書館で借りたり、人から借りて読むこともできますが

お金を使うことで読んで元をとってやろうという気持ちになります。

自分への投資と考えて惜しまずに買うことをお勧めします。

自分のペースで学習できる

自宅では自分の好きな時間に学習できる

というのは忙しい現代人にとってかなりのメリットです。

すき間時間で数ページでも進めるといったこともできます。

 

3つのデメリット

  • 分からないところを聞くことができない
  • 継続するという強い意思が必要
  • 視力の低下

分からないところを聞くことができない

セミナーやネットのサイトであれば、

分からないところを

講師や運営者に問い合わせできますが、

本の場合は読んでもわからないところを聞く人がいないので

自分で調べたり知っている人を探して

聞くといったことが必要です。

 

回りにエンジニアの先輩がいれば直接聞くのが一番近道です。

聞かれた先輩の勉強にもなるし、

分からない人から頼られて嫌なエンジニアは少ないですよ。

ただし、あまり頻繁に聞きすぎると手を煩わせるので、

最低限自分でネットなどで調べてからにしましょうね。

継続するという強い意思が必要

好きな時間に好きな場所でできるというメリットは

裏返せば、誰にも監視されないので

自分の意志で継続しなければいけません

自由に勉強するというのが苦手な人は、

朝早起きして勉強するとか夜にやるなど、

この時間は勉強時間と固定して習慣化してしまうのが継続のコツです。

視力の低下

人によって差はありますが読書をすると

視力が低下すると一般的に言われています。

  • 暗いところで読まない
  • 近づけて読まない
  • 目を休ませる

といったことをやりながら勉強を進めましょう。

 

読書で注意してほしい3つのこと

読書にあたって、注意してほしいことは以下の3つです。

  1. 読書が目的ではなく手段であること
  2. 読了期限を決めて読む
  3. 今の自分には必要ないと思ったら違う本を読む

読書が目的ではなく手段であること

本を読んで満足することが時々あります。

知的好奇心が満たされ、知識が増えるとたいていの人は満足できますが、

本来の目的は読んだことを実践し、活用することです。

例えば作りたいものがあって、それをつくるために必要だから

プログラムを勉強するのですよね。

作りたいものや必要もないのにプログラムを勉強しても意味がありません。

 

また読んだことを使わないと身に付かずすぐに忘れてしまいます。

読了期限を決めて読む

いつまでに読み切るという期限を決めて読書するようにしましょう。

時間があるときに読もうとすると学習系の本はなかなか進みません。

 

知っている内容は読みとばしましょう。

 

受験勉強ではないので暗記するのではなく理解できればオッケーです。

分からないところでずっと躓かないでどんどん読み進めて行きましょう。

実践していく過程で分かるようになってきます。

今の自分には必要ないと思ったら違う本を読む

安いと言っても数千円するものをせっかく買ったのですから

全部読まないともったいないって気持ちになりますが

面白くなかったり必要ない思ったらやめる判断も重要です。

時間のほうがもっと大切と考えるようにしましょう。

 

不要な本は新しいうちなら人に譲ってもいいですし、

いづれ必要になった時に読めばいいですよ。

 

まとめ

組み込みエンジニアにおすすめのジャンル

  • プログラミング言語(C/C++)
  • プログラミング
  • プログラム開発

読書習慣のメリット

  • 体系的に勉強を進められる
  • お金のかからない学習手段
  • 自分のペースで学習できる

読書習慣のデメリット

  • 分からないところを聞くことができない
  • 継続するという強い意思が必要
  • 視力の低下

読書で注意してほしい3つのこと

  • 読書が目的ではなく手段であること
  • 読了期限を決めて読む
  • 今の自分には必要ないと思ったら違う本を読む

 

参考になったとか、もっとここが知りたいなど一言でも

コメント、意見などいただけると励みになります。

 

こちらの記事で組み込みエンジニアが学ぶことをまとめています。

もしよければご覧ください。

組み込み系の勉強まとめ【必修】ソフトエンジニアとして学ぶべきこと

 

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