組み込みエンジニア資格・試験を現役エンジニアが徹底解説

こんにちは、組み込みエンジニアのtomozoです。

 

今回は、組み込みエンジニアに関する資格・試験

について解説します。

 

この記事は

  • 組み込みエンジニア志望の方
  • 組み込みエンジニアとして働かれている方

向けの記事です。

 

  • 自分の技術レベルが分からない
  • 何を勉強したらいいか分からない
  • 自分のやっていることが正しいのか不安

といったことはないでしょうか?

こんな時は資格試験はおすすめです。

 

せっかく勉強するなら資格もとれれば

お得ですよね。

 

また資格試験は試験日が決まっているため締め切り効果が使えて

勉強のモチベーションを維持するのに役立ちます。

資格をとれば、客観的に自分のスキルをアピールできるため

就職や転職に非常に役に立ってくれますよ。

 

客観的に自分をアピールものがないといざというとき

困ることもあります。

いざというときでは遅いので、興味のある資格や

仕事に関連する資格にどんなものがあるのか知っておいて

損はありません。

 

だだし、資格コレクターにだけはならないように注意してくださいね。

 

この記事を読めば

  • 組み込みエンジニアの資格はどんなものがあるのか
  • それぞれの資格の特徴
  • 資格試験の注意事項

が分かるようになります。

 

それでは解説を始めます。

 

組み込み系の資格・試験にはどんなものがあるのか?

組み込みエンジニアの資格は以下のようなものがあります。

  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
  • ETEC(組み込みソフトウェア技術者試験)
  • 基本情報技術者試験(FE)
  • OCRES(オークレス)
  • JSTQB認定テスト技術者資格

それぞれの特徴などを見ていきましょう。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)

内容

  • 組み込みエンジニア向け
  • 時代に即したIoT関連を含んだ知識・実践能力を問う
  • 選択式から記述式まで丸一日試験

詳しくはエンベデッドシステムスペシャリストの公式サイト

試験日

  • 毎年10月第3日曜日

チャンスは年1回しかないですね。

難易度

2021年から2019年の合格率

実施年 2021年 2020年 2019年
受験者数 2185人 1921人 3653人
合格者数 400人 321人 585人
合格率 18.3% 16.4% 16%

難度レベルは5段階中4段階です。(★★★★☆)

受験者もIT企業などで働く経験者が多いようですが

だいたい6人に1人くらいの割合なので合格率はあまり高くありませんね

受験料

7,500円

tomozo

そんなに高くないですね

受験した人の声

ネットでは受験者のコメントが少なかったですが、

無茶苦茶難しいという意見は見当たりませんでした。

過去問

公式サイトで過去問が公開されています。

傾向と対策を練ることができるので、

過去問を繰り返しやれば受験対策できますね。

参考書

ETEC(組み込みソフトウェア技術者試験)

内容

  • 一般社団法人組込みシステム技術協会が運営
  • クラス2(エントリーレベル)とクラス1(ミドルレベル)がある
  • 合否判定はない
  • 800点満点のスコアでグレードA~Cで評価
  • 組み込み全般の知識を問う

詳しくは公式サイト

試験日

  • 1年を通じて受験したい時
  • 全国の指定の試験会場で受験

難易度

クラス2はしっかりと対策すれば初心者でも上位グレードを狙える

クラス1は比較的難易度が高い

難度レベルは5段階中3段階です。(★★★☆☆)

受験料

  • クラス2:16500円
  • クラス1:22000円

学割などの割引制度あり。

結構高額ですね

受験した人の声

あまりネットには意見はありませんでした。

過去問

過去問が公開されていませんでした。

いくつかのサイトで予想問題が載っていたので見てみましたが

四択形式になっていました。

マイコンの機能やリアルタイムOSに関する内容などもあり

知識の整理や知らないことを知るのに使えると感じました。

 

公的な資格ではなく、自分の知識レベルを客観的に伝えるのに使えそうですね。

すでに組み込みエンジニアの方は必要ないかもしれません。

参考書

基本情報技術者試験(FE)

有名な資格なので聞いたことあるのではないでしょうか?

内容

  • IPA(情報処理推進機構)が運営
  • ITエンジニア向けなので組み込みエンジニアに特化していない
  • 選択式問題で午前と午後の試験
  • 試験範囲は広く勉強量は多くなる
  • CTB方式というコンピュータで回答する方式に変更

詳しくは公式サイト

試験日

  • 毎年4月と10月の第3日曜日
  • 随時

難易度

令和4年の合格率

実施年 令和4年11月 令和4年10月 令和4年4月
受験者数 45,618人 9,882人 37,574人
合格者数 15,919人 3,861人 14,399人
合格率 34.8% 39% 38.3%

難度レベルは5段階中2段階です。(★★☆☆☆) 基本レベル

1000点満点中600点以上で合格です。

さすがに人気の資格なので受験者も多いですが、

毎年合格率が上手く調整されています。

tomozo

学生の合格率が高いので、学生のうちに取得しておくといいですね

受験料

5700円

7500円

受験した人の声

結構ツイッターでも見かけます。

事前の知識量にもよりますが、一般的には

受験勉強時間は200時間前後が目安のようですね。

過去問

過去問が公式サイトで公開されています。

新しい内容も含まれており、組み込みに必要な技術から

情報処理に必要な言葉の意味まで幅広い分野が出題されています。

何も対策せずに受験すると、なんだっけってなる問題もあるので

自信がある人も事前の対策は必要と思われます。

参考書

OCRES(オークレス)

内容

  • ソフトウェア標準化コンソーシアムOMGが認定する試験で国際資格
  • 組み込みシステムの基本原理などが試験対象
  • 2020年4月以降は英語でしか受験できない

英語しか受験できなくなったのでかなりハードルが高い試験となりました。

試験日

コロナで現在中止

難易度

合格率は非公開です。

出題される問題のうち約50%の正解で合格です。

受験料

30000円

高いですね。

受験した人の声

ツイッターなどでもコメントは見当たりませんでした。

過去問

データで販売しているため公開されていません。

 

内容的に気になるものでしたが、ほとんど情報がなく

日本人エンジニアにはハードルの高い試験です。

JSTQB認定テスト技術者資格

内容

  • テスト技術を向上させるためのテスト技術者の資格認定制度
  • ISTQBという国際組織の日本版
  • 選択問題
  • アドバンスレベル/テストマネージャ 65問で試験時間は180分
  • アドバンスレベル/テストアナリスト 40問で試験時間は120分
  • ファウンデーションレベル 40問で試験時間は60分
  • 東京・大阪を中心に主要都市にて開催

試験日

  • アドバンスレベル/テストマネージャ 毎年8月
  • アドバンスレベル/テストアナリスト 毎年2月
  • ファウンデーションレベル 毎年2月と8月

コロナの影響か試験期間が変わっているので、

最新の情報は公式サイトで確認ください。

難易度

直近3回の合格率

アドバンスレベル/テストマネージャ

実施年 2019年 2018年 2017年
受験者数 484人 339人 293人
合格者数 78人 91人 61人
合格率 16.12% 26.8% 20.8%

アドバンスレベル/テストアナリスト

実施年 2021年 2020年 2019年
受験者数 288人 453人 504人
合格者数 39人 94人 128人
合格率 13.5% 20.8% 25.4%

ファウンデーションレベル

実施年 2021年 2020年 2019年
受験者数 923人 1516人 1848人
合格者数 603人 789人 1162人
合格率 65.3% 52% 62.9%

アドバンスレベルは20%前後の合格率で結構難度の高い試験で、

ファウンデーションレベルは比較的合格率が高くなっています。

受験料

22,000円

結構高額ですね。

過去問

開示なし

参考書

資格おすすめ

いくつか紹介しましたが取得するのであれば、

現役エンジニア目線で内容を見ると

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

がおすすめです。

名前も組み込みのスペシャリストってのがいいですよね。

 

学生さんであれば参考書などを買って、

一通り勉強して理解しておくだけでも働き出したときに役に立ちます

 

思い立った時に本を買って勉強してみましょう。

 

資格を取るのが目的ではなく手段

資格を紹介してきましたが、

資格を持っていると就職や転職時にアピールになりますが、

働きだしてからは資格の有無はあまり関係ありません。

 

すでにエンジニアとして働いている場合は、

実践で活かせる知識・必要な技術を習得することが重要です。

 

資格を持っていない優秀なエンジニアは多いですし、

優秀なエンジニアの人が資格試験の勉強をしている

というのはあまり聞きません。

 

転職を考えているが、

まだアピールできる実績がない場合は資格を取得して、

面接でのアピール手段には活用できると思います。

 

くれぐれも資格取得が目的になってしまって

資格コレクターにならないように注意してくださいね

 

まとめ

組み込み系の資格・試験

  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  • ETEC(組み込みソフトウェア技術者試験)
  • 基本情報技術者試験
  • OCRES
  • JSTQB認定テスト技術者資格

おすすめはエンベデッドシステムスペシャリスト

資格取得はあくまでも自分のスキル・知識を測る手段であって目的ではない

仕事やしたいことで必要な知識やスキル取得を優先しよう

 

参考になったとか、もっとここが知りたいなど一言でも

コメント、意見などいただけると励みになります。

 

こちらの記事で組み込みエンジニアが学ぶことをまとめています。

もしよければご覧ください。

組み込み系の勉強まとめ【必修】ソフトエンジニアとして学ぶべきこと

 

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