こんにちは、
ファイナンシャルプランナーのtomozoです。
今回は、
金融広報中央委員会から発表された
家計の金融行動に関する世論調査
について紹介します。
この記事は
家計を見直したい人
他の人の家計を知らない人
将来にお金の不安がある人
向けの記事です。
あなたは家計を把握できていますか？
なんとなくお金を使っていて、給料日前になったら
いつもお金が残っていないという人も結構います。
家計簿をつけている人の割合は約半分くらいだそうです。
お金を貯めるのに家計の把握は第一歩です。
今回紹介する内容をみれば、
世間の人のお金を事情を知ることができます。
意識して定期的に家計を見直し、改善すれば
お金を貯めることができるようになります。
しっかりとお金の収支を把握すれば、
お金を貯める意識ができて、
お金が貯まってくれば
幸せで自由な生活を送ることができるようになります。
この記事を読めば、
世間の金融資産状況
が分かるようになります。
tomozo
それでは紹介を始めます。
目次
家計調査内容
こちらのページで
が紹介されています。
2人以上世帯の全国5,000世帯と
単身の全国2,500世帯
を対象にインターネットで調査されています。
ファイナンシャルプランナーの私でも
よく読まないと理解できない資料で、
もう少し要点だけ知りたいって感じたので、
整理してみることにしました。
2021年金融資産の保有額
2021年の結果は以下の表のとおりです。
| 2人以上世帯 | 単身世帯 | |
| 預貯金 | 670万円 | 442万円 |
| 保険 | 309万円 | 188万円 |
| 有価証券 | 506万 | 400万円 |
| その他金融商品 | 77万円 | 33万円 |
| 合計 | 1563万円 | 1062万円 |
| 中央値 | 450万円 | 100万円 |
20代から80歳未満のとても幅び広い世代の平均なので、
あまり参考にならない数字のように感じます。
例えば20代や30代の子育て世代の人にとって
1563万円もの金融資産がない人はほとんどです。
ネットで世帯主が3０代で2人以上世帯の金融資産を調べてみると、
平均600万円で中央値が400万円でした。
子育てもひと段落し、
給料もそれなりにもらっている中高年世帯などが
大きく平均を引き上げているのでしょう。
また、中央値450万円と平均値1563万円では
1113万円も違います。
紹介されているページの最後に
中央値について紹介されていますが、
例えば身長160cmと165cmと180cmの3人の
平均値は168.3cmです。
平均以下の人が2人になります。
中央値の165cmのほうが現実的な数字で、
180cmの人のほうが特異なケースです。
この金融資産データにもある中央値450万円をまずは目標にして
すでに達成している人は平均値1563万円を目指したいところです。
単身世帯に目を向けると、2人世帯よりすべての項目で
数値が低くなっています。
これは、共働きしている世帯や平均年齢が低いので
予想通りですが、中央値の100万円というのは
さすがに低すぎるように感じました。
資産が100万円では自分に何かあった時に
心もとないですよね。
単身世帯の人も450万くらいの資産は早く貯めるようにしてほしいです。
お金を貯めることについてはこちらの記事で紹介しています。
貯金のコツを紹介!少ない収入でも上手に賢くお金を貯める3つの方法
感想
家計調査ということでどんなデータがあるのか
楽しみに見てみましたが、正直上で紹介した
世帯の金融資産以外は参考になったと感じる
データはありませんでした。
平均以上だから良いとか平均以下だから悪いということはありません。
ただし、お金があって困ることは全くありません。
人の目を意識する必要はありませんが、
こういった情報を定期的にみて
自分を見つめなおすことが重要です。
私自身は2人以上世帯のすべての項目で
平均を上回ることができましたが、
金融資産で6000万円貯めてセミリタイアして、
自由な時間を少しでも多く持ちたいと思っているので
まだまだ満足できていません。
tomozo
まとめ
家計調査
- 世間の資産状況を知ることができる
- 幅広い世代の統合データなのであまり参考にならない
2人以上世帯のデータ
- 合計1563万円
- 中央値450万円
単身世帯のデータ
- 合計1062万円
- 中央値100万円
このサイトでは学校で教えてくれない資産運用についても
紹介しています。
色々なことを学び行動していきましょう。
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