こんにちはtomozoです。
今回は、私が2015年からやっている資産運用の柱の一つ
「IPO株」について解説します。
- 資産運用を調べていてIPOって知ったけど一体何?
- IPO投資ってどうしたらできるの?
- IPO投資って儲かるの?
って疑問を持っている人にお答えします。
ある程度資産が貯まってきたから何か資産運用したい、
お金が減るのは嫌だっていう欲張りな資産運用未経験の方には、
IPO投資はうってつけです。
資産運用は怖いって先入観で何も調べたりしなかったり、
調べても何もしていないで結局預貯金だけっていうのは
かなりお金と時間を損しています。
しっかりとメリットとリスクの情報を知って、リスクを減らしながら
資産運用すれば預貯金だけでは得られない
利益(リターン)を得ることができるチャンスがあります。
tomozo
少しでも多くのリターンを得ることができれば、
安心して生活することができます。
この記事を読めば、
IPOとは何か?
IPO株投資について詳しく知る
ことができるようになります。
目次
IPO投資とは
IPOとは、Initial Public Offeringの略で、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」と言われます。
まだ証券取引所に上場していない株で、これから上場して誰でも取引できるようになる株のことです。
この株を上場前に手に入れて、上場時に売却することで利益を得ようというのがIPO投資です。
IPO株の基本
IPO株の主な特徴としては次の4点が挙げられます。
- 適正価格より安い
- 参加は簡単、限られた人のみ購入可能
- まとまった金額の売却益が得られやすい
- 損をする可能性が低い
IPO株は、売れ残りがないように適正価格より安く設定されていて
売却益が得られやすいため、投資家から非常に人気があります。
投資初心者 あん
tomozo
IPO株を手に入れるには、証券会社に購入を申し込み、
購入する権利を割り当ててもらう必要があります。
すごく人気が高いのでなかなか手に入りません。
人気のあるIPO株の場合、当選確率は1%以下といわれています。
ジャンボ宝くじの10,000円の当たる確率が
1000分の1 = 0.1%
なので同じくらいです。
tomozo
IPO投資はローリスクミドルリターンな投資で、
無料で参加できる宝くじってイメージです。
宝くじとIPOを簡単に比較すると次のようになります。
参加費用 | リターン | |
IPO | 不要 | 最高数百万円 |
宝くじ | 必要 | 最高数億円 |
無料で参加できてこれだけのリターンがあるのは嬉しいですね。
IPO投資に参加するにはどうしたらいい?
一からIPOを始めるには一般的には以下の流れとなります。
①証券会社に証券口座を開設
②証券口座に入金
③IPOの抽選に申し込み
④抽選結果を確認
当選の場合、購入申し込み
外れた場合は何もせずに終了
⑤上場当日の朝、売却をする
①証券会社に証券口座を開設
まずは、証券会社に口座がない場合は、口座を開設します。
口座開設・維持費は無料ですので、どうしようかなと思っている人も
作っておきましょう。
何かを読んでも96%の人はまぁ今度でいいかってなり
結局ずっと行動しないといわれています。
本気で資産運用したいって人は、この記事を読んだ後にすぐ開設しましょう!
投資初心者 あん
オンライン証券会社で口座を作ると、手間もかからず簡単に作成できます。
また、IPOによって担当する証券会社が変わるので
できるだけ多くの証券会社に口座を作っておいたほうが、
抽選に多く参加できて当選する確率が上がります。
人気の証券口座はこちらです。
②証券口座に入金
IPOが承認されると、各証券会社から抽選申し込みスケジュールと売り出し価格が発表されます。
IPO申し込みまでに入金しておきましょう。
毎回入金と出金をするのが面倒な人は
だいたい、30万円以上入金しておけば、色々なIPO株の抽選に参加できるようになります。
また、証券会社によっては抽選時に入金不要のところもあります。
ネット銀行があれば、証券口座間の送金もスムーズにできますので
証券口座と一緒に、銀行口座も作っておきたいですね。
例えば楽天証券であれば、楽天銀行
SBI証券であれば、SBIネット銀行が使い勝手もよくていいですよ。
③IPOの抽選に申し込み
実際にIPOが承認された後、
各証券会社でIPOの抽選申し込み(需要申告)が始まりますので
指定された期間中(だいたい1週間くらい)に申し込みを行います。
この期間をブックビルディング(BB)期間と呼びます。
また、売り出し価格は範囲があります。
まず上限価格で決まるので、上限価格で申し込みましょう。
上限で決まらない場合は、人気がないって判断できます。
抽選に申し込んだら結果発表まで待ちましょう。
証券会社によっては、抽選に申し込んだ後、少したってからもう一度
需要申告をしないといけない2段階申し込みのところがあります。
④抽選結果を確認。当選していたら購入申し込み。
ブックビルディング期間が終わり抽選日になると
各証券会社で抽選が行われます。
わくわくする瞬間です。
当選するとメールが届いたりします。
運よく当選したら、購入申し込み期間中に購入申し込みを行います。
この時購入する価格を公募価格といいます。
もし当選したけどやめたいって思ったら、ここで辞退することも可能です。
辞退するとしばらくIPO抽選に参加できないといったペナルティがある証券会社もあります。
落選した場合は、何もせずにここで終了となります。
次のIPOにチャレンジしましょう。
tomozo
当選と落選以外に、補欠当選というのがあります。
これは、当選辞退したり購入申し込みを忘れる人がいた場合、
繰り上げ当選することがあります。
⑤(当選・購入者のみ)上場当日の朝、売却をする
株式市場は朝9時から始まりますので、
購入した株の上場当日の朝9時までに売却を注文します。
注文が成立すれば売却完了となります。
この時の売却価格を初値(はつね)っていいます。
売却したら、やることはすべて完了です。
人気の株だと初日は値段がつかず翌営業日に持ち越しなんてことも良くあります!
以上がIPO投資の大まかな流れです。
やったことがなければ、手間かかりそうだなぁって思うかもしれませんが、
実際にやってみれば簡単ですし、すぐに慣れます。
IPO株は必ず儲かるのか
言葉ややり方は大体わかったけど、そもそも儲かるのか?
ってところが一番気になりますよね。
結論からいうと、かなりの確率で数万円から数十万円は儲かります。
場合によっては数百万円ということもあります。
ただし、人気のないIPO株の場合、当選してもマイナスになることもあります。
ある程度事前に人気・評価は分かりますので、
そういった株は抽選に参加しないようにすれば回避することができます。
IPO投資は当選さえできれば、
100%ではありませんががかなりの確率で儲けることができます。
IPO投資のメリットとデメリット・リスク
そんなうまい話だと罠があるのではないかって思ってしまいますよね。
IPO投資のメリットとデメリットは次の内容です。
メリット
- 無料で数万円から数十万円の利益が得られる
- 株式投資の知識・経験を得ることができる
デメリット・リスク
- 当選しなければ、資金を遊ばせることになる
- IPO株といっても、条件によってはマイナスになる場合もある
デメリット・リスクといっても
人気のないIPOは回避可能ですし、メガバンクの預貯金に預けておいても
0.01%など超低利息なので預貯金よりはずっとおすすめです。
2015年から2019年までのIPO過去実績
私がIPO投資を始めた2015年から2019年までの実績を見てみましょう。
西暦 | IPOの数 | 初値>公募価格 | 初値<公募価格 | 初値売りの平均 | 初値利益TOP |
2015年 | 92社 | 82社 | 10社 | 162,296円 | 1,165,000円 |
2016年 | 83社 | 67社 | 16社 | 134,022円 | 1,104,000円 |
2017年 | 90社 | 82社 | 8社 | 213,283円 | 1,140,000円 |
2018年 | 90社 | 80社 | 10社 | 245,771円 | 4,450,000円 |
2019年 | 86社 | 76社 | 10社 | 167,527円 | 1,322,000円 |
- 年間90件前後
- 90%位の株でプラスになっている
- 買えれば、20万円くらいの利益が期待できる
- 中には100万円をこえるようなプラチナ株も!(ただし年間1,2件程度)
となっています。
毎年、平均的なリターンが得られればいいのですが、
年間1,2件当たるか当たらないか程度なので難しいですね。
まとめ
IPO投資とは
これから上場する株を上場前に手に入れて、上場時の利益を得る投資
IPOの基本
- 適正価格より安い
- 参加は簡単、限られた人のみ購入可能
- まとまった金額の売却益が得られやすい
- 損をする可能性が低い
IPO投資に参加するにはどうしたらいい?
①証券会社に証券口座を開設
②証券口座に入金
③IPOの抽選に申し込み
④抽選結果を確認
当選の場合、購入申し込み
外れた場合は何もせずに終了
⑤上場当日の朝、売却をする
IPO株は必ず儲かるのか?
IPO投資は当選さえできれば、100%ではないがかなりの確率で儲けることことができる
IPO投資のメリットとデメリット・リスク
メリット
- 無料で数万円から数十万円の利益が得られる
- 株式投資の知識・経験を得ることができる
デメリット・リスク
- 当選しなければ、資金を遊ばせることになる
- IPO株といっても、条件によってはマイナスになる場合もある
2015年から2019年までのIPO過去実績
- 年間90件前後
- 90%位の株でプラスになっている
- 買えれば、20万円くらいの利益が期待できる
- 中には100万円をこえるようなプラチナ株も!(ただし年間1,2件程度)
以上、IPO基礎を解説を解説しました。
未経験の方は口座の開設から、準備しておきましょう。
IPO以外にも、こちらの記事でインデックス投資を紹介しています。

tomozo