インデックス投資はおすすめ!厳選ファンド(商品)3つと利回り検証

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのtomozoです。

 

下記記事でつみたてNISAでインデックス投資の紹介をしました。

【必見】生命保険の見直し!30代/40代いくらくらい払ってるの?

今回は、少しまとまった資産があり、投資経験の浅い方に向けてインデックス投資というものについて掘り下げて紹介します。

 

例えば、1000万円貯金ができました。

色々資産運用したほうがいいみたいだけど、何をどうしたらいいのか分からない。

こういった悩みを持つ人っていると思います。

 

前回紹介したつみたてNISAだと40万円/年(20年間)、NISAでも120万円/年です。

非課税は活用すべき国の施策ですが、

すでに1000万円も溜まった人がNISA枠内で資産運用を考えていると、

すべての資産を運用できないのでせっかくの資産を遊ばせてしまいます。

 

自分は一生懸命働いているのにお金は遊んでいる。

もったいないですよね。

お金持ち・資産家はお金に働かせて、お金を生ませています

 

貴重な時間とお金を無駄にしないようにしっかりと長期目線で資産運用を考えていきましょう。

上手く資産運用ができれば、

  • 自分のやりたいことができるようになる
  • 余裕のある人生を送ることができる

といった未来が待っています。

 

この記事を読めば、

  • 資産運用におすすめのインデックス投資について理解が深まる
  • どういうふうに資産運用したらいいのか分かる

ようになります。

 

投資信託の種類

投資信託と一言で言っても実はいろいろな種類があります。

大きく分けると以下の3つの視点から見ることができます。

  • 投資対象地域
  • 投資対象資産
  • 運用方法

それぞれを具体的に見てみましょう。

投資対象地域

 

投資家から集めた資金をどの地域に投資するかによって大きく分けると以下の3つに分かれます。

  • 日本国内
  • 先進国
  • 新興国

特徴を整理すると

日本国内 ・自分の国のことなので、比較的値動きが把握しやすい
先進国 ・経済が成熟しているので、高成長は望みにくいが比較的安定

・新興国に比べて手堅いリターンが期待できる

新興国 ・大幅な成長が期待できる可能性があるが、経済の安定性に欠ける。

・ハイリスクハイリターンの傾向がある

投資対象資産

投資家から集めた資金を何に投資するかによって大きく分けると以下の4つに分かれます。

  • 株式:会社に投資し、会社が稼いだ利益から分け前をもらう
  • 債権:国や企業が発行した借金するための有価証券に投資し、満期日に払われる利息が利益
  • REIT:不動産の土地・建物(ビルやマンション)などを所有し、貸すことで得られる賃料収入が利益
  • コモディティ:、金や原油、トウモロコシなど目に見える資産に投資し、購入価格より上昇した分が利益

特徴を整理すると

種類 リターン リスク 備考
株式 値動きが大きい
債権 発行元が破綻しない限り、満期まで保有すると元金+利息は保証
不動産(リート) 分配金の利回りが良い
コモディティ 分散投資向け

運用方法

投資家から集めた資金を何に投資するかによって大きく分けると以下の2つに分かれます。

今回、詳しく紹介したいのが、こちらです。

インデックス:日経平均やS&P500など特定のインデックス(指標=市場の平均的な値動き)に連動する。比較的安定した値動きとなるが、その分リターンも小さい

アクティブ:インデックスを上回るようにファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが運用する。投資対象資産の入れ替えが多くなるので手間がかかる分、コストがインデックスより高い。ハイリターンを狙えるが、リスクも大きい。

 

過去の実績からするとインデックスが一番良いといわれています。

あの資産6兆円を超えるといわれるウォーレンバフェットも、一般人への投資アドバイスとして、S&Pインデックス投資を薦めています。

tomozo

私の経験でもインデックスが一番安定してお金を運んできてくれると感じています。

ここ数年は少しパフォーマンスがよくないですが、それでもまだまだ米国株には魅力を感じています。

 

投資信託を選ぶ際のポイント

投資信託を選ぶ際のポイントは以下の3つです。

  • コスト(手数料や維持費等)が安いか?
  • 純資産総額が多いか?
  • 分配金はあるのか?

それぞれを順番に説明します。

コスト(手数料や維持費等)が安いか?

インデックス投資をするうえで、気にしないといけないのが手数料や維持費です。

維持費は信託報酬っていう言葉で呼ばれるのですが、ストは安いに越したことがありません

 

例えば、0.5%/年で1000万円投資すると年間5万円かかります。

この分は利益が出ようが、損が出ようが必ず引かれるお金です。

 

最近は、すごくいい商品でも手数料が運用会社の競争により非常に安くなってきています。

個人的には0.3%だと高いって思ってしまう位です。

 

目安としてはこの辺りの数値で見ればいいと思います。

tomozo

手数料が高いアクティブファンドだからといって、ハイリターンの確約があるわけではない

迷った場合はコストの安い商品を選ぶ

 

購入手数料ですが、ファンドを購入するときに手数料がかからない投資信託をノーロード・ファンドっていいます。

できるだけノーロードの商品を選ぶようにしましょう。

 

純資産総額が多いか?

純資産総額 = ファンドが運用している株式や債券などの時価評価総額

+ 利息や配当金などのその他収入

-運用費用など

で計算されます。

つまり、そのファンドにどれだけお金が集まっているかで人気があるのかがわかります。

 

資産が少なくなってくると運用できなくなってしまいますので、人気があるほうがいいですね。

お金がいっぱいあるほど運用で得られる利益も大きくなります。

 

純資産総額が大きい商品を選んだほうが安心して運用できます。

 

分配金はあるのか?

投資信託には分配金という定期的に配当金があるものと無いものがあります。

普通、分配金があるほうがお金が入ってくる実感がして嬉しいって思いますよね。

tomozo

実はそんなに単純ではありません!

 

私も投資の勉強するまで分配金がなかったらお金が増えないのでは?って全然理解できていなかったのですが、

分配金というのは、上で説明した純資産総額から支払われるので、投資した資金の一時払い戻しみたいなものなのです。

 

もう少し簡単に、雰囲気を理解してもらうために銀行預金で例えて説明します。

1000万円を0.02%/年で銀行に預けると1年で2000円の利息が付きます。

分配金がある投資信託では、この2000円が払い戻される感じです。

税金とか細かい話は無視してくださいね。

しかし、投資の場合預金と違って、増えることもあれば減ることもあります。

利益がなくても必ず2000円が払われるので、その場合は元金を削って払われるのです。

 

それに対し、分配金の無い投資信託の場合、総資産総額を膨らませて運用してくれます。

銀行預金の利息が翌年も元金に含まれていくイメージと思ってください。

 

分配金の無いほうが効率よく運用できるのでお勧めです。

 

おすすめインデックスファンド3選と自己分析

さて、投資の基本的なことはこのくらいにして、

私が購入しているファンド(商品)を3つ紹介したいと思います。

  • SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

各ファンドの特徴紹介です!

 

SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

総資産総額(百万円) 信託報酬 分配金の有無
66,112 0.0938% 無し

信託報酬がとても安い!1000万円運用すると年間9380円です。

米国S&P500に連動するように運用されます。

 

楽天・全米株式インデックス・ファンド

総資産総額(百万円) 信託報酬 分配金の有無
1447,77 0.162% 無し

米国市場全体に連動するように運用されます。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

総資産総額(百万円) 信託報酬 分配金の有無
531,01 0.212% 無し

日本を含む全世界の株式市場の動きに連動するように運用されます。

 

自己分析

米国 + 全世界(日本含む)っていう感じに分けています。

先進国だけとか国内だけっていうファンドも組み込みたいのですが、今は少し割高かなって思って

割安になった時に検討したいなって考えています。

 

振り返れば、2020年のコロナ危機は投資のチャンスでした。

パンデミックって経験したことないし、あの下落は怖かったのでほとんど投資できませんでしたが、

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの基準価額で見てみると

2020/2/21 2020/3/19 2020/4/3 2020/5/1 2020/6/5 2020/7/3 2020/8/7
12,004円 8,070円 8,622円 9,676円 10,734円 10,673円 11,166円

2月から3月までのたった1か月で67%下がっています。

しかし、3月から6月までの3か月で33%も上がっています。

すでに2月に近い水準といえるでしょう。

過去のたらればを言ってもしょうがないですが、3月に1000万投資していたら6月には1300万にもなっていたわけです。

 

運用歴の浅いものもありますが、いずれの投資信託も一時的な下落はあれ右肩上がりで成長しています。

 

利回りの計算方法と知識

何となくわかっているようで、説明しにくい利回りって言葉についておさらいしましょう。

計算は嫌いって方はさらっと読むだけで全然問題ありません!

 

利回りとは、投資した金額(元金)に対して得られた利益の割合のことです。

一般的に一年間の年利利回りを略して利回りっていうことが多いです。

計算式は(分配金+売却益)÷投資元本×100となります。

 

具体的に税金を無視してだいたいの数字で説明します。

元本1000万円を1年間運用、10万円の分配金を受け取って1020万円で売却したとします。

この時の計算は

((1020万円-1000万円) + 10万円) ÷ 1000万円 × 100 = 3%となります。

 

分配金がない場合、利回りはどうなるのでしょうか?

この場合、暴落率を利回りと考えます

聞きなれない騰落率とは、一定期間の価格を比べてみて、どのだけ値上がりしたか、値下がりしたかの割合です。

例えば

楽天・全世界株式インデックス・ファンドで見てみると

2019/1/4は8818円

2020/1/10は11637円です。

この場合11637÷8818 = 1.339なので33.9%です。

 

私は基本的に投資信託はほったらかしにできるのがメリットと考えているので、

利回りを常時意識していません。

一喜一憂していたら、投資はしんどくなりますので買ったら少し忘れているくらいで

ちょうどいいでしょう!

とはいえ、どうなってるかなって気にはなるのですが・・・

 

利回りは5%/年で運用できたらかなり優秀って思っていいと思います。

消費税以下!?少ない!!って思うかもしれませんが、これが現実です。

1000万円を5%で10年運用すると、1628.9万円になります。

銀行の0.02%で10年運用すると、1002万円です。

すごい差ですよね!

 

難しい言葉を知らなくても、資産運用はできますが、少しでも理解しておいたほうが

自分が投資している商品の理解を深めることができますし、資産運用が楽しくなりますよ。

 

国内外の資産でグローバルに分散投資をしよう

今回は3つのおすすめ商品を挙げましたが、他にも紹介したい魅力的な商品はあります。

 

投資信託の種類で説明したように、投資はいろんな商品があり分散しないといけません

 

なぜなら、今利益が出ているからとその商品に一括投資してしまうと、もしそれがうまくいかなくなった時

大変なことになるからです。

 

大きく損をしないというのが資産運用・投資の鉄則なので、ハイリターンばかり追い求めないように注意してください。

みんな一気に資産を増やしたいって思いますが、そんな方法はありません!

 

リスクを減らすために分散投資するようにしましょう。

 

まとめ

・投資信託の種類は以下の3つで分けられる。

  • 投資対象地域
  • 投資対象資産
  • 運用方法

・投資信託を選ぶ際のポイントは以下の3つ

  • コスト(手数料や維持費等)が安いか?
  • 純資産総額が多いか?
  • 分配金はあるのか?

・おすすめのインデックスファンド3選

  • SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

・利回りの計算方法と知識

利回り = (分配金+売却益)÷投資元本×100

分配金がない場合は暴落率を利回りと考える

・リスクを減らすためにグローバルに分散投資しよう

 

tomozo

投資は自己責任で

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