坂村健「イノベーションはいかに起こすか」/プログラミング教育の必要性

こんにちは、tomozoです。

 

今回は、組み込みプログラミング界では有名な坂村健氏が書かれた

「イノベーションはいかに起こすか AI・IoT時代の社会革新」

を読んだので紹介します。


 

  • 読んでみようかなと迷われいる方
  • 坂村健氏ファンの方

向けの記事です。

 

文庫本で約200ページと分厚くなくさらっと読めるし、

最近だと電子書籍もあるので、すき間時間の読書におススメです。

 

インターネットでもこの本に記載されているような情報を集めることはできますが、

部分的に切り抜かれていて全体を知ることができなかったり、

なにより調査に時間がかかってしまい時間を損します。

 

この記事を読めば、

坂村健氏ってどんな人

この本を読んだ私の感想

が分かります。

 

一組み込みエンジニアの意見なんか読んでもしょうがないよって思われると思いますが、

反論意見など考えながら、

自分の意見を考えるきっかけにしていただけるのではないかなと思います。

 

坂村健氏の紹介

著者について誰?って思われる方もいると思うのでごく簡単に紹介します。

坂村健氏は組み込み界では常識となっているtronというリアルタイムOSを策定した人です。

ビルゲイツはwindowsというOSを作った人ですが、個人的には同じくらい功績のある方と思っています。

 

今回紹介する本以外にもいろいろな本なども出版され、

未来を見据えたアイデアを持っておられて、私たちエンジニアにとって非常にわくわくさせてくれる存在です。

こういったわくわくさせてくれてリーダーとして活躍される方が何人も出てくると日本の未来は明るくなりますね。

 

tomozo

過去にこの本も読みましたが、良かったですよ。


坂村健氏について、より詳しく知りたい方はwikipediaなどを参照ください。

 

特に印象に残った部分3点

この本を読んで、

なるほどと共感できるところ・意識しなければと感じるところ

が多かったのですが、私が特に印象に残った部分である

以下の3点を取り上げて紹介します。

  • オープンデータの活用の必要性
  • プログラミング教育の必要性
  • 今後の日本について

オープンデータの活用の必要性

現在は非常に多くのデータが日々生まれています。

私が書いたこの記事だってデータですし、

今あなたが読んでくださっていることもデータです。

 

このように行政機関や各企業は多くの有益なデータを持っています。

これらのデータをオープンにして有効活用し、

イノベーションを起こしましょうと提唱されています。

 

日本人的発想では、セキュリティ上の安全性が確保されてなかいからダメとか

ビジネスのためには自社ですべて囲い込んで、何でも内製してと考えますが

これからの時代はそういう考えでダメなようです。

 

とはいっても当然セキュリティは確保しないといけませんが、

過剰におびえていては一歩を踏み出せませんし、

広く情報を公開しているグーグルなどを見ていると

情報を囲い込んで1社独占で一人勝ちできる時代ではないと実感できますね。

プログラミング教育の必要性

ビジネスインフルエンサーとして有名なマナブさんややまもとりゅうけんさんなどの方も

今ならプログラミングを勉強すべきと発信されていますし、

同様にこの本でも世界と日本の比較などを交えながら提唱されています。

 

皆さんプログラマー出身なので、ある程度意見に偏りはあるかもしれませんが、

一度学生時代にやってみてから向き不向きを判断されたほうがいいと私も同意見です。

文系出身のプログラマーだっていらっしゃいますし、社会人になってから

勉強してエンジニアになった方もSNSで多く見かけます。

 

先日このような記事を書いています。
プログラミング学習しよう!【必見】何から始めていいか迷っている方 日本のプログラミング教育で小学生って何をするの?世界との差は?

 

最近はキッズ向けの理解しやすい「スクラッチ」などプログラミング言語や

安価な学習用キットのラズベリーパイというものも売っています。


子供のおられる方は、ゲームをするような感覚で子供と一緒に

プログラミングや電子工作を勉強してみてはどうでしょうか。

tomozo

私もよくあるのですが、没頭すればあっという間に半日くらい過ぎてしまいます。時間がなくて未開封の部品が目の前にあったりします。

 

プログラミングだけだったら

  • パソコン(スマホでもできなくはないですがタイピングはつらいです)
  • ネット環境
  • やる気

さえあれば無料でも始められますよ。

今後の日本について

私が本書の中で一番印象に残った内容です。

詳しいことはぜひ本を手に取って読んでもらいたいのですが、

「マイナンバー制度」や「教育制度」など日本の現状を懸念されながらも

こうしていってはどうかといった事例が紹介されています。

 

私もこの本を読む前から日本の未来には危惧しております。

コロナをきっかけにAIの進化などとともに働き方なども確実に変わっていきます。

今までのままでは、日本も自分も取り残されてていきます。

今のままではなく、意識改革し行動を変えていけば十分戦っていけますし、

明るい未来はあるはずです。

 

本書を読み終えて今後の行動していきたいこと

この本を読んで、

  • 変わることを恐れず、新しいことに挑戦する
  • 新しいことに敏感になり、まずは自分で体験する

ということを心がけていきたいと思います。

 

本書のサブタイトルにもあるAIやIoT、

そのほか自動運転や5Gなどの新しい技術はすぐそこまで来ています。

10年前はスマホを持っている人は少数派でしたが、

今はない生活なんて考えられないし、持っていない人を探すほうが困難な時代です。

 

これから5年先・10年先はどういった社会になっているか

常に未来を考えそれに少しでも貢献できるようになりたいですね。

tomozo

過去と他人は変えられませんが、未来と自分は変えることができます!

 

まとめ

坂村健氏は組み込み界では常識となっているtronというリアルタイムOSを策定した人

本書を読んで特に印象に残った部分3点

  • オープンデータの活用の必要性
  • プログラミング教育の必要性
  • 今後の日本について

 

著作権がありますので、ほとんど詳しいことは書けませんでしたが、

ここまで読んでいただきありがとうございます。

tomozo

何か一つでも感じとってもらい行動に移してもらえたら光栄です。

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