「自分の時間を取り戻そう」ちきりん氏著/3つの要点【生産性を上げたい人必見】

こんにちは、tomozoです。

 

今回は、

「自分の時間を取り戻そう」ちきりん氏

について解説します。

 

この記事は

  • 自分の時間がなくて悩んでいる人
  • 生産性を上げたい人

向けの記事です。

 

生産性に満足している、

自分の時間が十分という方は

別の記事読んで下さいね。

 

あなたは自分の時間がどれくらいありますか?

自分の時間がないという社会人はとても多いです。

時間がないのは働いている以上当然、むしろ良いこと

とさえ考えている人もいます。

 

人生の限られた時間を自分で意識的に時間を作っていかないと

年を取ってから後悔しても取り返しがつきません

死ぬ前に「もっと働いておけば良かった」と後悔する人は

いないそうです。

この本を読めば、参考になることがいくつもありました。

一つでもあなたのヒントになって

自分の時間を作るきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

 

この記事を読めば

自分の時間を取り戻す考え方

が分かるようになります。

 

それでは早速解説を始めます。

 

本の概要

本の概要は以下です。

著者 ちきりん氏
ページ数 251ページ
発行日 2016年11月
価格 1,650円

すごく分かりやすくて読みやすい本です。

すらすら読めるので3時間くらいで読んでしまえる

ボリュームでした。

 

著者 ちきりん氏について

著者ちきりん氏を簡単に紹介します。

本名は公開していません。

関西出身の日本のブロガー・著述家です。

大学卒業後、証券会社に入社しますが、早めに退職。

その後アメリカの大学院に留学し、MBAを取得して

再就職。

2003年から「ちきりん」の名でブログ「Chikirinの日記」を運用。

著述家となられました。

ベストセラー「自分のアタマで考えよう」や

「マーケケット感覚を身につけよう」は

私自身今後読んでみたいと感じた本です。

3つの要点

私は本を読む際、ポイントを抑えるように意識して読んでいます。

この本には学ぶべき事・実践すべきことがたくさん書かれています。

その中で私は以下の3つを要点としてとらえました。

  • 生産性
  • 時間
  • すべてをやる必要はない

 

一つずつ紹介していきます。

生産性

あなたは生産性といったらどのように考えますか?

生産性は以下のように紹介されています。

この生産性を高めるには

分子のアウトプットを増やすか

分母のインプットを減らすかの

どちらかです。

 

アウトプットはよく以下のような成長曲線グラフで表され、

一定のところまでは目に見えて伸びますが途中から鈍化します。

tomozo

同じ仕事を長年やっているとつまらなくなる原因の一つです

そこでもう一方の分母のインプットを減らそう

という本書の主張です。

 

まだまだ成長過程でアウトプットを高められる方は

そちらに注力することも大事です。

 

時間

生産性でインプットするものといえば、

人(時間)・金・物というのが一般的ですが、

本書のタイトルにもある時間について考えてみます。

 

インプット(時間)を増やせば生産性は上がるでしょうか?

アウトプットが変わらなければ生産性は下がります。

生産性 1 = アウトプット1 /インプット1

の状態で、インプットを倍にしても

アウトプットが同じであれば

アウトプット1 /インプット2 = 生産性 0.5

となり生産性が半減してしまいます。

 

インプットとアウトプットの両方が増える場合、

インプットした時間以上のアウトプットを増やさないと

生産性は上がらないということに注意が必要です。

生産性 1 = アウトプット1 /インプット1

の状態でインプットが倍、アプトプットが1.5倍なら

アウトプット1.5 /インプット2 = 生産性 0.75

となり生産性としては減ってしまいます。

 

例えば、2時間残業しても、朝の1時間より

ダラダラとした2時間なら確実に生産性は落ちます。

 

インプットを増やすより減らして生産性を高めるほうが

より良いというのが本書の主張です。

生産性 1 = アウトプット1 /インプット1

の状態でアウトプットはそのままでも

インプットを少しでも減らした場合

アウトプット1 /インプット0.9 = 生産性 1.1

となります。

 

残業時間を少しでも減らす意識を持てば、

アウトプットが同じであっても生産性を高めることができます。

 

時間に余裕ができれば自分の時間として好きなこと

に使えるようになり、仕事も頑張ろうという好循環

になるというわけです。

 

すべてをやる必要はない

何でもすべてをやると時間はいくらでも必要になってきます。

仕事でも家庭でもやることは本当にたくさんあります。

 

例えば

メールが来た⇒返事を書かなくてはいけなくなる。

報告書作成⇒分かりやすく書くにはどんどん手間が増える。

ごはんの用意、洗濯、掃除・・・

 

本書では重要なこと・必要なことから優先しましょう

書かれています。

 

そんなの分かっているという人は多いですが、

以外と実践できていないのではないでしょうか?

 

簡単ですぐ終わりそうな仕事を先にしようとか、

急に割り込みで頼まれた仕事が面白そうだから先にしようなど、

細かいタスクだと一日の中ではほんの少しなので

その時は気になりませんが、

メールの返信に5分位かけていて10件書いたらそれで

約1時間です。

 

これを解決する方法として、

時間の家計簿をつけましょうと紹介されています。

 

一日の中で無駄にしていること、

しなくていいことが見えてきます。

それを振り返り改善していくことが重要です。

 

細かい単位で時間の家計簿を書くなんてできない・手間になる

という意見もあるかもしれませんが、

しない理由・できない理由を持ち出す人は

それ以上のことを考えません。

できないならどうしたらできるのかを考えることがとても大切です。

 

感想

時間は有限で本当に貴重なものです。

平日5日は仕事だけで自分の時間なんてない、

休日は朝ゆっくり寝て、平日にできなかった

家事をやって買い物に出かけて

あとは平日のためにゆっくりする。

 

こんな生活は嫌だと頭では思っていても

どうしようもないと思考停止し変えようとしない。

それが、私です。

 

周りに合わせて気を使い時間を浪費しています。

しっかりと自分の時間を自分で取り戻していきたいと

本書を読んで時間の意識を変えることができました

 

本を読んだら何か一つでも書いてあることを実践する。

それが本を読む価値です。

本を読むだけで行動しなければ時間のムダですからね。

 

今回紹介した以外にもなるほどと思えることがたくさんありました。

是非あなたも自分の時間を取り戻すために

本書を手に取って読んでみてもらえたらと思います。

 

10点満点で評価すると、

総合点 7点
おすすめ度 7点
読みやすさ 8点

 

まとめ

自分の時間を取り戻そうの3つの要点

  • 生産性
  • 時間
  • すべてをやる必要はない

理解しておくこと

  • 生産性はアウトプットとインプットで決まる
  • インプット(労働時間)を減らして生産性を上げよう
  • 重要なこと・必要なことを優先してやる
  • 時間の家計簿をつけよう

 

おススメの本だったので是非一度読んでみてください。

 


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