こんにちは、組み込みエンジニアのtomozoです。
今回は、組み込みエンジニアにとっての
「コミュニケーションスキル」について
私の現場経験なども交えて解説します。
この記事は
組み込みエンジニアだけど、コミュニケーションスキルって必要なの?
エンジニアのコミュニケーションって何?
って疑問に思っている人向けの記事です。
「コミュニケーション」って何となく分かっているようで
改めて言葉で説明しようとしたら案外できないですよね?
コミュニケーション能力が高いと、
仕事を円滑に効率よく進めることができ
何かと便利で重宝します。
コミュニケーション能力が低い場合は、
- 周りの人とすぐにもめてしまう
- 意見を聞いてもらえない
- 相手の言いたいことが理解できない
- 孤立してしまう
といったことが起きて全くいいことがありません。
私が以前一緒に仕事をした若い人で
驚くほどコミュニケーションが取れない人がいました。
私は相手の意志が全然理解できないし、
私の言っていることも相手に伝わらず
いつもお互い言い合いになったりして本当に苦労しました。
その頃は、相手の能力のせいと決めつけて
何も改善したりしていませんでしたが、
今考えると自分の力不足もあったし、
相手に今回の記事の内容を
しっかり伝えてあげたかったなって思います。
コミュニケーション能力は生まれ持ったものではなく、
正しく理解し意識すればだれでも向上できる能力です。
自分はコミュニケーション能力がない・苦手って
諦めずに読んでもらえたら嬉しいです。
この記事を読めば
コミュニケーション能力がいかにエンジニアに必要であるか
が分かるようになります。
それでは解説を始めます。
目次
コミュニケーション能力とは?
若手エンジニアあん
コミュニケーション能力とは、
人と人との意思疎通をスムーズに行うための能力です。
コミュニケーションは人と人との双方向のつながりであり
一人であったり片方向では成立しません。
ときどき、この人の言ってること分かりにくいなあとか
自分の言ってること伝わらないなって感じる時ありますよね。
お互いが理解しあって、初めてコミュニケーションです。
コミュニケーションには以下の力が必要と言われています。
- 他者を巻き込む力
- 論理的に伝える力(理解させる・説得する力)
- 受け取る力
- 非言語コミュニケーション能力
他者を巻き込む力
コミュニケーションは、
一緒に何かを考えたり話し合ったりして共感しながら
育まれるものです。
このようにコミュニケーションは相手あってのものなので
自分以外の人に関心を持ってもらわなければいけません。
関心を持ってもらう・共感してもらうにはどうしたらいいのか
考えて行動することが必要です。
論理的に伝える力(理解させる・説得する力)
自分以外の人に自分の意志を伝えるって
なかなか難しいものです。
- 分かっているようで分かっていない
- 右から左に流される
- 上の空で聞いている
なんてこともよくあります。
言いたいことを分かりやすく、簡潔かつ的確に伝えることで
相手に伝わるようになります。
また自分と相手の頭の中は全く違う、
今までの知見・前提が違うということを
理解し受け入れて話することが必要です。
受け取る力(理解する)
相手が言いたいこと・意思をしっかりと受け取り
理解する力も必要です。
自分が言いたいことだけ言って、
相手の話を自分がきちんと受け取っていなければ
コミュニケーションは成立しません。
自分の意見を押し通したり、押し付けたり
言い負かしたりするのではなくしっかりと聞くことも
話すことと同じくらい重要です。
相手が話しているのに、途中で分かった気になって
自分が話し始める人いますよね。
最後まで聞いてあげる、
こういうことだよねって復唱することで
相手が言いたいことを受け取って理解できるようになります。
非言語コミュニケーション能力
コミュニケーションといえば言葉で十分と思う人もいますが、
身振り手振りや書くなど言葉以外の手段も交えて
コミュニケーションを取れば、相手に伝わりやすくなったり
印象に残りやすくなったりします。
日本人はボディーランゲージが苦手な人や使わない人多いですよね。
tomozo
組み込みエンジニアにコミュニケーション能力は必要かつ重要!
組み込みエンジニアにとってコミュニケーション能力は
必要でありかなり重要です。
コミュニケーション能力が必要になる場面は
- 他のエンジニアと意思疎通
- お客様(クライアント)との打ち合わせ
- 自分の設計意図をほかの人に正しく伝える
- プレゼンテーション
などです。
一人でパソコンや機器に向かって設計することばかりでなく、
人と話をする場面も多々あります。
特に組み込みエンジニアはメカやハードウェア設計者とともに
チームでモノ作りを進めて行くのでコミュニケーションは必須です。
こういった場面で相手としっかりとコミュニケーションを取れる
エンジニアは非常に頼りになる存在です。
組み込みエンジニアは苦手・上手くない人が多い?
私の経験上、組み込みエンジニアはコミュニケーションが
苦手と感じていたり、見ていて上手くないなと感じる人が多いです。
理系出身の人も多いので、
論理的に考えるのは得意・好きな人が多いと思うのですが、
どうしてなんでしょうか?
日ごろ机やパソコンに向かって考え事をしていたり
コーディングしていることが多くなるので、
人と接することが少ないのが原因の一つと思われます。
お客様とのやり取りをする窓口の仕事を担当していれば、
話をする機会も増えますが、特に若手エンジニアのころは
コーディングであったり設計業務が中心なので限られた人としか
話をする機会がありません。
若いうちからあまりコミュニケーションを取らない状況が続いて
そのまま、コミュニケーションが苦手なエンジニアになってしまいます。
コミュニケーション能力を高める方法
若手エンジニアあん
コミュニケーション能力は
生まれ持った能力と思われがちですが、
以下のような方法で鍛えて高めることが可能です。
- コミュニケーションについて勉強する
- 上手いなと思う人の特徴を真似してみる
- 勉強したことを徹底的に実践する
- 実践した結果を振り返り、改善する
これらを繰り返すようにしましょう。
コミュニケーション苦手だからという人は多いですが、
何が苦手なのか自己分析したり、
コミュニケーションについて勉強したり
意識したことがない人がほとんどです。
自分で自分は苦手って決めてしまっている場合もあります。
コミュニケーション能力は意識すれば向上させることができる
能力なのでぜひ挑戦してみましょう。
いろんな人と気軽にコミュニケーションが取れるようになると
仕事もはかどりますし、何より人生楽しくなりますよ。
まとめ
コミュニケーション能力とは?
人と人との意思疎通をスムーズに行うための能力
組み込みエンジニアにコミュニケーション能力は必須!
- 勉強したり意識いたりしたことがなければ苦手なのは当然
- 誰でも向上できるスキル
高める方法
- コミュニケーションについて勉強する
- 上手いなと思う人の特徴を真似してみる
- 勉強したことを徹底的に実践する
- 実践した結果を振り返り、改善する
コミュニケーション能力は誰でも身に付けられる能力なのに
仕事やプライベートで効果絶大なスキルです。
ぜひ身に付けて充実した毎日を過ごしましょう。
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