「お金か人生か」準富裕層の目線で考察【人生に迷える若者向け】

こんにちは、tomozoです。

 

今回はヴィッキー・ロビン、

ジョー・ドミンゲス氏著

「お金か人生か(給料がなくても豊かになれる9ステップ)」

について解説します。

 

この記事は、

  • お金か人生か悩んでいる人
  • これから働いてお金を貯めていく人

向けの記事です。

 

あなたは「お金か?人生か?」

迷っているのではないでしょうか?

 

私はお金寄りの人生を歩んできました。

考えてみると、お金を貯める母親と

自由気ままにお金を使う父親の間に生まれ、

苦労する母親を見てお金って大事だなって思いながら育ちました

 

少しお金を貯まった私から若い人に伝えたいことは、

若いうちの経験は絶対たくさんしておいて欲しいということです。

例えば、若いうちに海外など色々なところに行って経験をしておくことは

後からお金で買うことのできない一生の思い出・資産になります。

年を取った資産家がどれだけお金を払っても20代に戻れません。

 

この記事を読めば

本書から学んだこと3選

が分かるようになります。

 

それでは早速解説を始めます。

 

本の概要

本の概要は以下です。

著者 ヴィッキー・ロビン、ジョードミンゲス
ページ数 415ページ
発行日 2021年5月
価格 1980円

結構分厚い本ですが、

内容は読みやすいのでどんどん読み進めることができます。

章ごとに内容も変わるので色々なことを考えながら、

読んでいけます。

 

本の帯にはFIREはこの本から生まれたと紹介されています。

tomozo

私自身FIREを目指す身として読みたくなった本です

 

著者

ヴィッキー・ロビン

  • 1945年、アメリカのオクラホマ州生まれ
  • 作家、社会投資家
  • 1992年に本書の初版となる「Your Money or Your Life」を出版
  • たちまちベストセラーとなりFIREの先駆けとなった

 

この本から学んだこと3選

私がこの本から学んだことは以下の3点です。

  • お金 = 生命エネルギー
  • 自分の価値を考えてお金を使う
  • 仕事と遊びの境目をなくす

一つずつ内容を紹介します。

お金 = 生命エネルギー

お金とはいったい何なんでしょうか?

使わなければただの紙切れですが、

その紙切れを増やすために大切な時間=命を削って働き

交換しています。

そのためこの本では「お金 = 生命エネルギー」と解説されています。

 

tomozo

納得感すごくあります

さて自分の1時間は一体いくらなんでしょうか?

時給で考えるのはお金持ちの発想ではないという意見もありますが、

自分の単価を知っておくことは必要です。

本書ではかなり綿密な計算方法が紹介されています。

 

普通の正社員なら、1時間2000円もない人がほとんど

かなと思います。

 

自分の価値を考えてお金を使う

仮に自分の価値が1時間1500円の人にとって

3000円のモノを買うには2時間の命に相当します。

 

お金を使う時に

これは本当に自分のために必要なものなんだろうか?

自分の○○時間と交換したいモノか

と考えて使うようになれば自然と不必要なものは

買わなくなってお金が貯まるようになります。

 

本書ではお金を節約する方法もたくさん紹介されているので

知らない方にとってはすごく参考になりますよ。

 

仕事と遊びの境目をなくす

仕事とは一体何なんでしょうか?

本書の7章では50ページにわたって仕事について

詳しく記載されています。

 

仕事とは、

  • お金を稼ぐためにしなくてはいけないこと
  • 善それとも悪?
  • やりたいこと?しないといけないこと?

人それぞれ考えは違うので正解はありません。

 

ただし、本書で紹介されているなかで

一番私が考えさせられたことは、

人が狩猟生活をしていたことは1日3時間くらい生きるために

働いてあとは家族や周りの人と過ごしていたということです。

 

しかし現在は生活が豊かになったにもかかわらず、

ほとんどの人が、数時間かけて支度・通勤し

8時間以上労働して一日の大半を過ごしています。

それが40年から50年続きます。

 

これは産業革命以降の話で、日本では最近、働き方改革で残業削減、

休日増など議論されていますが桁違いな労働時間ですよね。

 

今の世の中は生きていくために働くことが当たり前であり、

その中にやりがいや喜びを見出し、成長を促されます。

 

仕事と遊びの境目が無くなり

働くように遊び、遊ぶように働けたら幸せです。

そんなの綺麗ごとで世の中甘くないという人がいると思いますが、

本書を読んで、お金と人生に対する考えを変えていけば

変わっていける人もいるでしょう。

 

何も知ろうとせず、国や先代からの教育・固定概念に疑問も持たずに

いたら当たり前が当たり前でないことに気づけません。

 

感想

私は、この手の内容はいろいろ勉強しているので

なるほど!新しく勉強になったという内容はありませんでした。

しかしこの手のことを考えたことがない、

勉強したことがないという人にとっては

一回読んでおく価値がある本です。

さすがベストセラーだけあって読みやすいです。

 

お金の使い方は真剣に考える価値のある事で

  • 何となくコンビニによって何か買って帰る
  • 昼ご飯はコンビニや外食がほとんど
  • 毎月給料をほとんど使い切る

こういったお金の使い方をしていて

いつもお金がないと言ってる人は是非読んで欲しいです。

 

お金を貯めなさい、人生経験もしなさいって相反しているように感じますが

使うところと、使わないところをきちんと考えて

メリハリをつけた使い方をすればお金を貯めるようになります。

是非普段の生活を見直してみてください。

 

本書では具体的な行動ステップも紹介されています。

読んでなるほどなぁで終わらせずに書いてあることを

自分でやってみないと何も変わりません。

 

10点満点で評価すると、

総合点 8
おすすめ度 8
読みやすさ 8

 

まとめ

この本から学んだこと3選

  • お金 = 生命エネルギー
  • 自分の価値を考えてお金を使う
  • 仕事と遊びの境目をなくす

お金は命と引き換えたもの!

本当に必要なことやものか考えて使おう!

自分にとって仕事とは一体何?

 

お金か人生かに正解はありませんが、

自分にとってどっちを優先した生き方をするか

考えることはとても重要です。

私は最終的に人生だと思います。

理由はお金だけあっても幸せではないのは事実だからです。

 

あなたなりの答えを探すための参考書として読んでみてください。


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