エフォートレス思考とは?実践したいこと3選【頑張りすぎな人向け】

こんにちはtomozoです。

 

今回は名著「エッセンシャル思考」の

姉妹本となる「エフォートレス思考」

について解説します。


 

エッセンシャル思考について知りたいという方は

こちらの記事をご覧ください。

【必見】エッセンシャル思考は危険!? 3つの要点と注意事項

 

この記事は

  • 頑張っているけど成果が出ない人
  • 頑張るのがしんどくなってきた人

向けの記事です。

 

サラリーマンをしていると、もっと頑張れって

上司から尻を叩かれている人も多いのではないでしょうか?

私は必死に頑張るほうではないので、

時々上司から言われることがあります。

 

今回紹介するエフォートレス思考を知れば、

効率的に結果を残す考え方が学べます

 

あなあは必死に頑張った120点と

効率的に取った100点どちらがいいですか?

多くの人がエフォートレス思考を取り入れることによって

幸せな人生を歩めると私は感じました。

 

この記事を読めば、

  • エフォートレス思考とは何か?
  • エフォートレス思考とエッセンシャル思考の違い
  • エフォートレス思考で覚えておきたいこと3選

が分かるようになります。

 

それでは早速解説を始めます。

 

本の概要

本の概要は以下です。

著者 グレッグ・マキューン氏
ページ数 280ページ
発行日 2021年12月
価格 1600円+税
出版社 かんき出版

著者について

グレッグ・マキューン氏は、シリコンバレーの

THIS INCというコンサルティング会社のCEOを務める方で、

アップル、グーグル、フェイスブックといった大手有名企業に

アドバイスをされています。

 

エッセンシャル思考と同じ感じで書かれていて

とても読みやすくてあっという間に読める本でした。

本書では「努力を最小化して成果を最大化しよう」

ということが書かれています。

 

こういった自己啓発の本は、

考え理解しながら読むことがとても重要です。

読み切って、その時分かったつもりになって終わるだけでは

ほとんど価値がありません。

何か一つでもいいので実際に行動して結果がどうなるか

試すことで始めて読書の価値が出ます

 

エフォートレス思考とは

エフォートレス思考を直訳すると

エフォート(努力)をレス(ゼロ)

にするという頑張らないという考え方です。

 

エフォートレス思考とは、どのようにやるかを極める技術

紹介されています。

 

私は、

  • 結果の前にまず頑張ることが美徳
  • なんだかんだ綺麗ごと言っても頑張らないとしょうがない

っていう考えの日本人が大半だと感じています。

 

結果・成果が同じ場合、頑張った人と手を抜いた人では

頑張った人が評価される世の中です。

例えばエンジニア業界の評価はそう感じています。

エンジニアは全く同じ仕事っていうのがなく、

定量的に成果を測るのが難しいのでどれだけ頑張ったか

というのが評価しやすいのでしょうね。

 

頑張りすぎて、体、精神を壊してしまう人もたくさんいますし、

最悪の場合、仕事に追い込まれて自殺する人もいます。

本人以外は手を抜いたり抜け出せばいいだけと思いますが

本人は感覚がマヒして頑張りすぎてしまうそうです。

 

ぜひ、多くの人がエフォートレス思考を

学んでほしいと願っています。

 

エッセンシャル思考との違い

エッセンシャル思考

重要なことだけをやる、何を(What)やるかが重要

エフォートレス思考

やり方は一つではない、どうやる(How)かが重要

と両者は全く別の思考法と紹介されています。

 

エッセンシャル思考を実践して、

重要なことだけを選んでやっても時間が足りない。

そこでより効率的で楽なエフォートレス思考が必要ということで

両方の思考が必要だと著者は主張しています。

 

確かに重要なことだけ頑張らずに結果が出せると

すごくいいですよね。

 

身に付けたいエフォートレス思考3選

本書ではエフォートレス思考を実践するにあたって

色々な考え方が多数記載されています。

その中でも私を含めできていない人が多いと感じた

項目を厳選して以下の3つ紹介します。

  1. 上限を決める
  2. 不平不満というネガティブな感情を捨てる
  3. 楽しくやれる方法はないかと考える

一つずつ説明していきます。

上限を決める

何か目標ややることを決める際に、

下限は決める人が多いですが、

上限を決める人はあまりいません。

 

例えば今日は営業で最低5件回ろうとか

今日は10ページ勉強するなどは決めますが、

8件以上回らないとか15ページ以上勉強しない

って決めることで調子が良くても頑張り過ぎないように

上限を決めることが大事という考え方です。

 

私がやっているエンジニア職などの技術職は

数字で決められるような一日のゴールを設定しづらいので

仕事はいくらでもやろうと思えばできます。

 

そんな状態なので頑張る人や心配性な人は

少しでも前に進めておきたいと思って、

時間の許す限り頑張ってしまいます。

 

ここまでやったら終わりって決めて

何事も取り組むとモチベーション上がりますね。

 

不平不満というネガティブな感情を捨てる

日々生活しているとどうしても不平不満という

感情が生まれてきます。

人間に生まれ持った性なのかもしれません。

 

本書では不平不満は持っていても何の得にもならないので

不平不満の後に感謝の気持ちを持ちましょう、

「XをしたらYをしよう」と説明されています。

 

例えば、

いつも空港が込んでいると不満を持った時に

しっかりとセキュリティチェックしてくれてありがとう。

自分だけ仕事がいっぱいで不満があっても、

自分に成長の機会を与えてくれて感謝

という具合です。

 

なかなかこういったように考えるには、

意識しないと絶対にできませんが

取り入れていきたいですね。

 

楽しくやれる方法はないかと考える

やりたくないことを嫌々やるのは

誰もやりたくありません。

例えば食後の片付けなどできればやりたくないですよね。

そこで、食後の片付けの時に音楽を聴きながらやれば

楽しい気持ちでやれると紹介されています。

 

これは一例ですが、仕事と遊びの境界が無くなれば、

仕事も楽しくなりますよね。

例えばプロスポーツ選手などは、

大変な努力はしていますが、

試合中でもイキイキと取り組んでいます。

 

仕事で遊びなんて不謹慎という人も多いですが、

遊び心があることで、面白いアイデアが生まれたりします。

何事も楽しみながらやる方法を考えるというのは

大事だなって感じました。

 

感想

この本を読んで、エフォートレス思考も

エッセンシャル思考と同じくらい大事だなって

思いました。

 

ただ、読み終わった時の感覚としては

エッセンシャル思考のほうがエフォートレス思考よりも

何か自分の行動を変えていきたいと強く感じました。

おそらく今の私にはエッセンシャル思考が足りずに

あれもこれもやらないとって感じでいるんでしょう。

 

エッセンシャル思考を取り入れつつ

上で紹介したエフォートレス思考の3点を

今後の自分の行動に活かしていきたいと思います。

 

今回紹介した内容以外にもたくさん参考になる

エフォートレス思考が紹介されています。

 

ぜひ、この記事を読んで下さったあなたも

この本を一読して自分にとって

エフォートレス思考を取り入れるのに

何が足りないか考えてみて欲しいです。

 

10点満点で評価すると、

総合点 6/10
おすすめ度 7/10
読みやすさ 7/10

 

まとめ

エフォートレス思考とは

どのようにやるかを極める技術

エッセンシャル思考との違い

  • エッセンシャル思考は、重要なことだけをやる、何を(What)やるかが重要
  • エフォートレス思考は、やり方は一つではない、どうやる(How)かが重要

身に付けたいエフォートレス思考3選

  • 上限を決める
  • 不平不満というネガティブな感情を捨てる
  • 楽しくやれる方法はないかと考える


 

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