「超・箇条書き」意識して取り入れたいこと3選【伝えるのが苦手な人必見】

こんにちは、tomozoです。

 

今回は、

杉野幹人氏著「超・箇条書き」

について解説します。

この記事は、

  • 箇条書きの書き方を知りたい若手サラリーマン
  • 上手くまとめて伝えることが苦手な若手サラリーマン

向けの記事です。

 

社会人になると、報告書などで他の人に伝える場面が

多くなりますが、文章が分かりにくい人は苦労します。

上手く人に伝えるって難しいものです。

tomozo

私もかなり苦手です

 

学校で文章テクニックや書き方ってほとんど習わないので、

大人になってから自分で勉強して、

色々と試行錯誤していかないと上手になりません。

 

今回紹介する本は勉強になることが書かれています。

是非、上手く伝わる文章テクニックを学んで、

周りの人に伝わりやすい文章が書けるようになれば

プレゼンで自分の意見を通してもらったり、

仕事が思いどおりスムーズに進められるようになります。

 

この記事を読めば、

  • 「超・箇条書き」の概要
  • 箇条書きテクニック3選

が分かるようになります。

 

それでは早速解説を始めます。

 

本の概要

本の概要は以下です。

著者 杉野幹人氏
ページ数 197ページ
発行日 2016年6月
価格 1,540円

読みやすい本なので、すぐに読んでしまえます。

箇条書きをテーマに一冊の本が書けるって

なかなか深いですね。

 

紹介されている箇条書き技術を身に付ければ、

思考の整理、文章力、コミュニケーション力向上

にもつながります。

著者 杉幹人氏紹介

東京工業大学工学部卒。

早稲田大学商学研究科博士後期課程修了。

大学卒業後、NTTドコモに就職され、

シリコンバレーで起業家のプレゼンや提案資料から

箇条書きの技術を学び本書を執筆。

 

学歴・経歴ともに一流の方ですね。

理系の工学から商学という違う分野を学ぶ際に

色々苦労しながら箇条書きの力を実感されたとのことです。

本書も箇条書きの技術を使って書かれています。

 

箇条書きで取り入れたいこと3選

超箇条書きでなるほどと感じて、

今後取り入れたいこと3つを紹介します。

  • MECE崩し
  • 隠れ重言排除
  • 否定

タイトルだけでは何それ?って思いますので、

ひとつずつ紹介します。

MECE崩し

まずMECEとは

  • Mutually(お互いに)
  • Exclusive(重複なし)
  • Collectively(全体に)
  • Exhaustive(漏れなし)

の頭文字を取った言葉で

漏れなく・ダブりなくという思考法です。

 

例えば、人をMECEで考えると年代で分ける

というようになります。

 

MECEをより詳しく知りたい方は

こちらの記事もご覧ください。

ロジカル・シンキング/論理的思考の本を読んでスキルを身に付けよう

 

この本で紹介されている

MECE崩しとは、物事をMECEに分けて

すべてを報告するのではなく

伝える相手や内容によって不要であれば

意図的に省くという手法です。

 

例えば、上司に報告する際に

すでに分かりあっていて今回報告する必要がない

内容は省くことで必要な情報がつたわりやすくなる

というメリットがあります。

 

tomozo

なんでもすべて伝えればいいっていうわけではないのですね

 

隠れ重言排除

隠れ重言排除とは、

文章自体は重複していないけれど

内容としては当たり前で伝える相手にも

情報として価値のないことと表現されています。

 

例えば、サッカーの試合の解説で

「得点が欲しいところです。」

といった表現が該当します。

 

確かにサッカーで得点が欲しくないところ

ってまずないですよね。

 

私も当たり前のことをあたかも、

自分の意見のように自信満々に言ってしまう

ときがあるので気を付けたいと感じたので

取り上げました。

 

否定

否定は、Bであるというより

AではなくBである

というように使うことで

相手にはよりBが強調されて伝わります。

 

一例として

ソニーの開発18カ条の一つで

客の欲しがっているものではなく、客のためになるものを作れ

というのがあります。

 

客のためになるものを作れだけでは

当たり前ですね。

隠れ重言ともいえます。

これだけでは、あまり印象に残らないけれど、

客の欲しがっているものではなくというのが前に付くと

どういうことだ?って考えさせられます。

 

こういう表現は意識して使いっていかないと

いつの間にか平凡な表現になってしまいそうです。

 

ブログは自分の書きたいことではなく、

読んで下さる読者の方のためになる内容を書く

を心がけたいものです。

 

感想

今回は、箇条書きってどんな内容だろうって

楽しみながら読み進めることができました。

 

私にとっては目新しい発見は多くありませんでしたが、

今回紹介した内容を含め勉強になる内容でした。

多くの方にとっても知っておかないと損するかな

と感じました。

 

今回解説した内容以外にもなるほどと思う内容

がたくさん載っています。

 

今後の報告書の作成時や思考を人に伝える時に

学んだことを活用していきたいです。

 

10点満点で評価すると、

総合点 8/10
おすすめ度 8/10
読みやすさ 9/10

 

まとめ

箇条書きで意識したいこと

  • MECE崩し
  • 隠れ重言排除
  • 否定

MECE崩し

必要な情報を厳選して伝える

隠れ重言排除

いうまでもない当たり前なことは排除する

否定

BであるというよりAではなくBと表現する

 

箇条書きはなかなか深いもので

本書を読んで上手く利用してみたい

と思うようになりました。

 


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