「人生の結論」小池一夫氏著/これだけは覚えておきたい事5選

こんにちは、tomozoです。

今回は、小池一夫氏著

「人生の結論」

について解説します。

この記事は、

向けの記事です。

人生80年、100年時代とも言われていますが、

自分は何のために生きているのかって思うこと

あるのではないでしょうか？

そんな方にとって本書のタイトルは、すごく興味があると思います。

あーでもない、こーでもないと一人で悩んでいても、

なかなか答えは見つかりません。

実際に先人たちのアドバイスをたくさん聞くのは

大変ですが、読書をすれば簡単に知ることができます。

色々な人の意見を聞いて、自分で考えて

生き方に活かしていけば後悔の少ない人生を歩むことができます。

この記事を読めば、

が分かるようになります。

それでは早速解説を始めます。

本の概要

本の概要は以下です。

文庫本で読みやすい本です。

なるほどって思いながら、

どんどん読み進めることができました。

著者　小池一夫氏

• 作家、漫画原作者
• 中央大学法学部卒業
• 1936年生
• 2019年没
• 小説家、弁護士を目指すが断念
• 雀荘やゴルフ場で働いたのちに漫画の原作者となった異色な方

私が本書を知った時はすでに亡くなっておられましたが、

晩年でもツイッターをされていたそうです

厳選ポイント5選

本書では色々な人生に対する考え方が紹介されています。

様々なことを経験した80歳近い方の経験を元に書かれた内容で、

いずれも興味深いですが、その中から私が厳選した

覚えておきたいと感じた次の5つを紹介します。

• 働くとは自由を手に入れること
• 仕事の経験の「量」を「質」に変える
• 「まぁ、いいか」と上手にあきらめる
• 「世の中、いろんな人がいるなぁ」で済ます
• いつか全て終わるのだから、今は頑張ろう

一つずつ解説します。

働くとは自由を手に入れること

働くって一体何のためなのでしょうか？

人それぞれ色々な答えがあります。

内閣府の世論調査によると一番多く51%もの人が

「お金のため」と回答しています。

しかし、本書では金のためと考えるとしんどくなり、

自由を手に入れるためと考えるとしんどさが減ると

主張しています。

ローンを抱えたり、教育資金などでお金が

必要になるとお金のためとなりがちですが、

それを乗り越えた先に自由が待っている

と考えるとしんどさは減ります。

目先の仕事が立て込んで日程に追われてくると、

しんどいから逃げだしたくなります。

今後は自由を得るためと考えることで

しんどさを減らしていきたいと感じました。

仕事の経験の「量」を「質」に変える

3年前の自分と比べて、同じレベルの仕事しかできていないのなら

3年後も同じことしかできていない可能性が高いです。

同じことを考えて同じことをしているだけでは、

絶対に成長することはありません。

今していることの質「レベル」を高めることをやり続ける。

そして信用を得ることで新しいことに挑戦でき成長していけるのです。

私自身、ひたすら目の前の同じレベルで思考停止して仕事をこなす

ってやってしまっていることがあります。

年々成長が止まっていると感じるので、

日々常に質を高めて成長していけるように意識たいものです。

「まぁ、いいか」と上手にあきらめる

「人と比べない」この一点で人生は随分と変わる。

「自分に無いものを求めない」というあきらめが大事。

大きな家、高級な車など

他人が持っているものが欲しいと思い、

自分に不釣り合いなものを手に入れようとすると

人生は苦しくなりますね。

誤解しないようにしないといけないことは、

諦めてばかりで何も頑張らない、しないのが良いのではなく、

人との比較ではなく、自分が必要・やりたいと思うことは

あきらめてはいけません。

「上手に」諦めることが重要です。

「世の中、いろんな人がいるなぁ」で済ます

こう考えることで、他人にストレスを感じることが減ります。

普段の生活のストレスの大半は他人との関係と言われています。

仕事が嫌と感じている人も突き詰めていくと、

仕事自体はそこまで嫌いではない、

上司や同僚であったり、顧客ではないでしょうか？

私も仕事がしんどいと感じる時は、

上司の発言がきっかけであることが多いです。

普段は何も言ってこないのに

失敗した時だけ責める

できていないことだけ取り上げて責める

上司がいます。

普段から頑張っているねと言ってもらえたり、

失敗した時も一緒の目線でアドバイスしてもらえると

かなり感じ方は変わります。

自分と同じ人なんて世の中には居ません。

現在社会ではコミュニケーションが希薄になったとはいえ

人と関わらずに生きていくことは、

山奥や田舎で仙人のような暮らしをしない限り不可能です。

世の中には自分とは違ういろんな人がいるなで済まし、

不得意なことは手を出さない生き方をしていきましょう。

いつか全て終わるのだから、今は頑張ろう

人はいつかは必ず死にます。

どんなお金持ちでも、偉人でも、独裁者でも同じです。

自分は若いからまだまだ関係ないと思っていても、

明日、一年後のことなんて誰も分かりません。

だから今を頑張る。

いろんな本で言葉を変えて言われていることです。

欲しいと思ったら買ってみる、

行きたいと思ったら、とことん行ってみる。

私自身その境地には立っていませんが、

年を取った人の共通の意見は、

やった後悔よりやらなかった後悔のほうが深いそうです。

今我慢してやりたいのにやってないことありませんか？

今より悪くなったり、失敗を恐れてできないことありますよね。

人は変わることを恐れる生き物です。

自分を振り返ってみると、

若い時に恥ずかしくて好きな人に好意を伝えられなかった

行きたい学校があったのに頑張らずに諦めた

やりたい仕事があったのに妥協して就職した

などやらなかった後悔はパッと出てきますが、

あれやって失敗だったなぁという後悔はすぐに思い浮かびません。

頑張ってやった失敗は次につなげることができますが、

やらなかったら何も始まりません。

「今」を大切に人生を頑張りましょう。

感想

人生の結論ってタイトルにそそられて手に取って読んでみました。

とても良い本でなるほどって考えながら

読んでいくことができました。

結局、自分は何のために生きているのか、

どうやって生きていけばいいのか

年を取るにつれて時々考えるようになってきました。

本書を読んでみて今を頑張れていない、

人と比べているのが原因かもしれません。

充実している人をうらやましいと思ったり、

毎日変化の少ない毎日です。

本書から色々なことと学ぶことができたので

一つずつ忘れないように意識しながら

人生を歩んでいきたいと思います。

他にも紹介したいことがたくさん記載されていました。

是非、手に取って読んでみてください。

10点満点で評価すると、

まとめ

人生の結論5選

• 働くとは自由を手に入れること
• 仕事の経験の「量」を「質」に変える
• 「まぁ、いいか」と上手にあきらめる
• 「世の中、いろんな人がいるなぁ」で済ます
• いつか全て終わるのだから、今は頑張ろう

人生は考えれば考えるほど、

難しくて悩みが深くなります。

これが正解、人生の最後にやり切った

ゲームで言えば達成度100％でクリアなんてことはありません。

だから楽しいのかもしれませんね。

何も考えずに生きるのも、その人の人生です。

周りに左右されることなく、

自分の人生を謳歌しましょう。

このサイトでは学校で教えてくれない資産運用について

紹介しています。

自由を手に入れて自分がやりたいことをできるように

行動していきましょう。

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